初めてのSSD交換(換装)
富士通 LIFEBOOK A540/CX + SanDisk X110
準備編の続きです
クローン作成&換装編
いつもなら EaseUS Todo Backup を使うところですが、今回は AOMEI Backupper Standard 3.2 を お試しがてら使用します。
SSDを SATA⇔USB 接続ケーブルでパソコンに接続し
AOMEI Backupper Standard 3.2 起動
「クローン」をクリック
「ディスククローン」をクリック
ソース(クローン元)ディスクを選択し、「次へ」をクリック
クローン元ディスク(HTS545032B9A300)は 非AFTタイプ。
宛先(クローン先)ディスクを選択し、「次へ」をクリック
よく説明を読み、「はい」をクリック
「宛先ディスク上のパーティションを編集」をクリックして、確認します
「パーティションのサイズを変更せずにコピー」にチェックが入っていたので、変更せず「はい」をクリック
小容量ディスク ⇒ 大容量ディスクへの移行の場合は、「全てのパーティションをディスクにフィット」を選択すれば同じ比率でクローン出来ます。
操作概要画面に戻るので、「SSDを最適化するにはパーティションを合わせる」にチェックを入れ、「開始」をクリック
クローン作業が始まる 経過時間表示はありません
途中、自動再生の画面が出るので、×で閉じる
約34分で終了、「完了」をクリック
("操作が成功に完了されました" ・・・ ちょっと変な日本語だなw)
パソコンをシャットダウンし、ハードディスクとSSDを交換します。
バッテリーを外し、2本のネジを抜いてカバーを外し、3本のネジを抜いてHDDマウンタを(手前に引いて)取り出す
4本のネジを抜きマウンタからHDDを取り出し、SSDを固定し元に戻す
起動
無事 立ち上がりました
このDドライブは、今までコンピュータに表示されなかったリカバリ領域みたいです
中身は、こんなかんじ
今まで "ディスクの管理" でしか表示しなかった領域が、なぜ可視状態になったのかわかりません。
容量確保のため、削除してもいいんですけど・・・。
(結局 このパーティションは後で削除)
パーティション開始オフセットは、バッチリ OK牧場
(各パーテイションの開始オフセットは 4096 で割り切れます)
Windows Update
IRST((インテル・ラピッドストレージ テクノロジー)が入っていないので、どうかなあと思っていましたが No problem でした。
Crystal Disk Mark で読み書き速度を測定
![]()
換装前のハードディスク (新バージョンの CDM は表示内容が変わったようです)
![]()
SSD換装後のスコア
A540/CXのチップセット(インテル GM45 Express)はSATA2(SATA/300)の規格のようで、300MB/s を超えることはありません。
Seq(シーケンシャル、連続した領域の読み書き)が約4倍、4K(分散化している領域への読み書き)は 80〜90倍になっています。
4KQD32や 4KQ32T1の数字は 100倍以上です。
(QD32 や Q32T1 の意味は よくわかりませーん)
![]()
エクスペリエンス インデックス
ディスクのスコアが 7.8 になり、グラフィックスも ほんの少し上がっています。
A540/CX は2011年製のモデルで、CPUは廉価タイプの Celeron 925、購入直後は それほど不満はなかったんですが・・・。
最近は、 Windows Update に すごく時間がかかるようになりました。
サンディスクのSSD用ツールをインストール
残念ながら、 この機種は残り寿命や温度の測定には対応していないようです。
じゃぁ Crystal Disk Info はどうかな?
健康状態や温度・使用時間は非対応、でも 総読込量と総書込量は表示する。
1週間後の数字。 換装直後は 総読込量100GB、総書込量134GBだったので、この1週間で読込量が17GB 書込量が10GB 増えたことになります。
"SANDISK X110"で検索したら、下記のページを見つけました。
http://www.gdm.or.jp/crew/2013/0506/29002
MTBF(製品が故障するまでの平均的な使用時間):200万時間。
ホスト書込:80TB (毎日10GB書き換えて1年で3.6TB、10年で36TB、80TBだと22年?)。
ウソだろっ。
あくまで数字上の値で 明日壊れるかもしれないし・・・、寿命については あまり気にする必要はないということか。
効果のほどは・・・
スタートアップフォルダに IEのショートカットを貼り付け、電源オンから IEが起動してトップページを表示するまでの時間を計りました。
交換前のハードディスクでは 80秒前後だったのが、SSD交換後は 45秒前後になりました。
そのほかには・・・
ワード・エクセルは瞬時に起動します。(1秒ほど!)
Adobe Photoshop Elements は 4秒で起動。
読み込みが遅かった 価格ドットコムやアマゾンのページも今までの半分ほどの時間で表示するようになりました。
2〜3分かかっていた Microsoft Security Essentials の手動更新も、40秒ほどになりました。
後は 毎月定例の Windows Update ですね。
更新プログラムの確認 〜 ダウンロード 〜 インストール終了まで 1時間から2時間かかっていたので、時間短縮を期待しています。
7月分の更新が楽しみです。
2016年7月1日
↓↓ 2016年7月7日 追記 ↓↓
便利なソフトを見つけました。 SSD Life Free
このソフトも使用時間については未対応だけど、健康状態や寿命は判定してくれます。
ふむふむ あと8年2ヶ月、2024年まで持つ(保つ)わけか。
その前に、他の部品が壊れるだろうけど・・・。
準備編 へ戻る その後・編 へ続く