2014年7月5日 追加 


ユーチューブを見ていると、たびたび 「
重要なメッセージ PCのパフォーマンスが低下しています。今すぐ修復」という(点検商法)広告が出てきますが、最近 命令調(上から目線風)バージョンの広告(メッセージ)も見かけるようになりました。
「PCの性能を改善しなさい。およそ2分かかる。フリー・ダウンロード」
「PCの性能を改善しなさい。およそ2分かかる。エラーを確認してください」
「PCの速度を改善しなさい。Windows 8 7 ヴィスタ およびXPのため。フリー・ダウンロード」
「PCのエラーが検出された。直ちに修正します。無料でダウンロード」
「あなたのPCを修正 およそ2分かかる。エラーを確認してください」
広告主はどれも同じで、グーグルの広告配信サービス AdSense を利用して出稿しているようです。
広告に表示されるURL、 " w□n△i○.com " を検索すれば素性や評判はすぐわかります。
しばらく放っておくと消えるんですが、目障りなので出てくるたび
で閉じています。ウザイですね。

グーグルは広告配信サービスを提供するだけで、広告内容まで関知しないんでしょうね、きっと。
グーグルが配信している広告だからといって信用したら、エライ目にあいますw。

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エラー表示などでパソコンソフトを購入させる手口に注意 - そのエラー表示は本物?? - 国民生活センター
http://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20120817_1.html

パソコン・インターネットが普及して、ネット犯罪がニュースを賑わせている昨今、PCユーザーもセキュリティ問題に対して敏感になっているので、その不安を利用するわけです。
罠に はまってしまう人もいるんだろうなぁ・・・

他にも、はた迷惑なものがたくさんあり、「
ブラウザハイジャッカー」や 「ブラウザ 乗っ取り」 「検索エンジン 乗っ取り」 「迷惑アドオン」 「迷惑ツールバー」などのキーワードで検索すると情報があふれています。
(最近のトレンド?) "ブラウザハイジャッカー"は、 IE などのスタートページを勝手に変更してしまうもので、有名なのは hao123 があります。
hao123 は中国・百度(Baidu)社のもので、Baidu IME(日本語変換ソフト)でも有名ですw。
Baidu IME は変換機能向上のためと称し、利用者の入力文字情報を自社サーバーに送信していたらしい・・・いわく付きのソフトです。(推して知るべし・・・です)

こういうのはフリーソフトに抱き合わせで付いてくることが多いんですが、注意をはらえば無用なインストールを回避出来るものと、インストールを回避する選択肢がない
ものがあり、やっかいです。
最近は、フリーソフトをインストールするのが怖くなってきますw。

今やネット空間は弱肉強食、やったもん勝ち・・・の無法地帯になってしまったんでしょうか・・・。

2013年6月

ある日 スリープ状態のPCを復帰させると、
(注:ブラウザは起動していない状態)

お使いのパソコンの性能が低下しています
   
突然こんな画面が ??? なんだ こりゃ !!
リンクをたどると、
    
へぇー マイクロソフトも親切だなぁ 新しいサービスかなぁ・・・
って ちょっと待て、 使い始めて5日目のパソコンの性能が急に低下するわけないだろw。

で 「
お使いのパソコンの性能が低下しています」 「Reg Clean Pro」で検索すると、悪いうわさが出てくる 出てくる。
Reg Clean Pro なるソフト(プログラム?)は、
【詐欺まがいで評判】なものらしく、最初出てきた画面はダウンロードページへ誘導するための イヤらしい広告でした。

これは、大量エラーなどを見せつけ不安を煽って購入を誘導する販売方法・・・ん どこかで聞いたような・・・そうだ これって まさに
点検商法 じゃないか。


参考になったページ↓
http://milksizegene.blog.fc2.com/blog-entry-104.html

他にも
エラーを見せつけ不安を煽り、購入を誘導する要注意ソフトを解説
http://www.geocities.co.jp/Playtown-Yoyo/6130/notes/fraud-software.htm

ソフトの紹介に便乗し、アドウエアや迷惑ツールバーを盛ろうとする要注意サイトを解説
http://www.geocities.co.jp/Playtown-Yoyo/6130/notes/adware-download.htm


上のサイトを見ると、いかに多くの迷惑アドオン、アドウエア、迷惑ツールバーがあるかわかります。
気がつかないうちに、ひとつやふたつ入っているかも知れません・・・

削除(アンインストール)方法や対策などで参考になります↓
http://www.geocities.co.jp/Playtown-Yoyo/6130/notes/



クッキーとアドオンを利用して表示させている・・・とかで、一応 対策をとりました。
一旦ダウンロード(インストール)してしまうと削除するのに面倒そうです。
上記のサイトでも注意していますが、絶対にダウンロードしないでください。!!

Microsoft CERTIFIED Partner 表記にも惑わされないでください。
マカフィーのロゴもありますが、まったく無関係です。

同種のものでは、
Registry BoosterDriver Scaner などがあります。
”スキャンは無料、修復や削除は有料” っていう インチキソフトです。
他にも
Security ShieldSystem CheckInternet SecuritySmart Protection、などウィルス駆除ツールに見せかけ、ウイルス・マルウエアに感染しているなどと不安を煽って購入を誘導するのもあります。


【追加】 誘い込むための謳い文句もいろいろです。↓
お使いのPCがクラッシュ寸前です 無料で診断。
PCのパフォーマンスが低下しています、今すぐ解決 (or 今すぐ修復)。
PCに生じた問題をすぐ解決してください・・・今すぐ修復。
原因不明のエラーを解決。
Windows のエラーを修復。
PCスピードを低下させるエラーがないかチェック。
システムクリーナー、PCのパフォーマンスを大幅に改善。
無料スキャンを実行してエラーを除去。
PCを高速化 (最適化) します。
システムの問題を修正し PCの動作をより速くする。
スパイウエアが検出されました (感染ファイルが見つかりました) 無料で修正。
Flash Player がクラッシュしました。
Flash Player のバージョンをアップグレードしてください。
・・・ など。


一般サイトや検索エンジンの検索結果に、広告リンクやバナー広告として表示されていることもあるようです。

ネットでいろいろ調べて見ると、今回の件は動画再生ソフト(GOM Player)のインストール時に抱き合わせソフトをうっかりインストールしてしまった可能性があります。(GOM Player に罪はないんですが・・・)
注意はしていましたが、見落としたのかもしれません。
動画再生ソフトのインストール日付と同じプログラムの中から疑がわしそうなものをピックアップし、以下のプログラムを削除しました。

Codec Package Packages
Update Codec Package
DivX セットアップ
 (プログラムのアンインストールから削除できずに、Iobit Uninstaller を使ってやっと削除、削除後は Iobit Uninstaller もアンインストール)
DC-Bass Source 1.3.0
Open Source Flash Video Splitter
Lagarith Lossles Codec
LAME v3.99.3
Web Cake
(後で調べたら広告表示プログラムだった。これが犯人だったのか?)

有害・無害は別にして、ソフトのインストール時には、いろいろな抱き合わせソフトが付いていることが多く (Google Chrome、 Google ツールバー、その他のツールバー、Baidu IME など) 注意せず「次へ」ボタンを無造作に押していくとブラウザ画面がツールバーだらけになってしまいますw。

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