今回は・・・ AFT-HDDからAFT(ハイブリッド)-HDDへの換装です。
AFTどうしの場合、パーティション開始オフセットは何バイトになるのか(4096、32256、1048576、2097152 )、アライメント調整は必要なのか否か・・・などについて興味があったので試してみました。
実施PCは、いじり用の新顔 富士通 A540/B です。
クローン/コピー元ディスクは、日立HTS545050A7E380 (4K-AFT)
A540/Bに元々入っていた非AFT(512ネイティブ)160GBから、IRST導入〜クローン作成〜アライメント調整〜などを経て交換したHDDです。
クローン/コピー先ディスクは、東芝 MQ01ABD100H (4K-AFT ハイブリッド)
前回の A540/CX のデータが残っているので、IO DATA の ハードディスクフォーマッタ でフォーマットしました。
作業 #1 EaseUS Todo Backup (ver 5.5)でクローンを作成して交換します。
"SSD用に最適化"にはチェックをいれませんでした
(チェックをいれておけばよかったかも・・・)
EaseUS Todo Backup の使い方は こちら
40分ほどで完了
HDDの取り外し・交換方法
電源を入れると・・・ありゃぁー、 エラー表示ですねぇ・・・
Windowsを開始できませんでした。最近のハードウェアまたはソフトウェアの変更が原因の可能性があります。問題を修正するには次の方法があります。 |
エラーコード 0xc000000e を検索すると、ブート(OS起動)に関するトラブルのようで、私にはお手上げです。
即 あきらめてw、次策(Hard Disk Manager でコピー)に切り替えます。
HDDを元に戻し、IO DATA のディスクフォーマッタでフォーマットしてやり直します。
作業 #2 Hard Disk Manager でコピーします。
45分ほどでコピー完了。 HDD入れ替え。 今度は無事 起動!!
パーティション開始オフセットは、32256バイト。
元々Hard Disk Manager のバージョンが古い(8年ほど前に買った外付けハードディスクに付属していた)ので、期待してませんでしたけど。
パーティション #0 #1 #2 (赤線部分)は4096の倍数ではないけど、#3(青線部分)は4096の倍数になっています。?
EaseUS Todo Backup で成功していれば、1048576バイトになっていたのかなあ?。
同じ割合でサイズを変更・・・するはずだったのに、Cドライブの容量が変わっていない、 その分が "未割り当て"で残っています?。
一番大事な Windows update
問題ないようで、ちょっと安心。
アライメントの調整が必要なのか確かめるため、(東芝用の) Paragon Alignment Tool を開きます。詳しくは こちら
調整が必要なようなので、実行します。
ローカルディスク (F:)と(パーティション 2)の調整が済んだところでエラーメッセージが出て終了、再起動。
もう一度、ローカルディスク (C:)(D:)をやり直します。 (前回と同じ)
無事 終わりました。 けっこう時間がかかりました。
すべてのパーティションの開始オフセットが 4096 の倍数になっているので、まぁ 成功・・・ということに しておきます。
Windows update もOK。
EaseUS Todo Backup でクローンを作成して交換・・・パーティションの開始オフセットが 1048576バイトになり、すんなり成功・・・と思っていましたが、思い通りには行きませんねw。
今日はこの作業で半日遊んでいましたw。
2015年1月18日
※
素人が個人的興味により行なった交換事例ですので、決して鵜呑みにせず参考程度と思ってください。
非AFT&AFT-HDDから AFTハイブリッドハードディスクへの交換 ・ まとめ | ||
今回 (H 2) AFTからAFTハイブリッド |
前回 (H 1) 非AFTからAFTハイブリッド | |
富士通 LIFEBOOK A540/B | 富士通 LIFEBOOK A540/CX | |
クローン元ディスク | 4K-AFT 日立HTS545050A7E380 (※元々入っていた 512ネイティブ-160GBから、クローン作成・IRST導入・アライメント調整などを経て交換したHDD) |
512ネイティブ 日立HTS545032B9A300 |
クローン先ディスク | 4K-AFT ハイブリッド 東芝 MQ01ABD100H |
4K-AFT ハイブリッド 東芝 MQ01ABD100H |
インテル・ラピッド・ストレージ・テクノロジー | クローン元HDDに インストール済み | クローン元HDDに インストール済み |
クローン/コピー作成ソフト | Hard Disk Manager IO DATAの外付けHDDに 付属していたソフト |
EaseUS Todo Backup ver5.5 ※ クローン作成時の設定で "SSDに最適化"にチェックをいれなかった |
換装直後のパーティション開始オフセット | 32256バイト |
32256バイト |
Paragon Alignment Tool 東芝 Edition で アライメント調整後のパーティション開始オフセット |
2097152バイト すべてのパーティションの開始オフセットが4096の倍数になっている |
2097152バイト すべてのパーティションの開始オフセットが4096の倍数になっている |
Windows update | パーティション開始オフセットが、32256バイト時、2097152バイト時 ともに OK牧場 | パーティション開始オフセットが、32256バイト時、2097152バイト時 ともに OK牧場 |
Crystal Disk Mark Seq=Sequential シーケンシャルアクセスは 連続している領域への読み書き 512K・4K・4KQD32 はランダムアクセス。 分散化している領域への読み書き アライメント調整後は、特に 512K・4K・4KQD32 の書き込み速度の数値が良く(速く)なります |
交換前 日立HTS545050A7E380 シーケンシャルの書き込みだけは ハイブリッドに負けてない 交換直後 アライメント未調整 アライメント調整後 なぜかCドライブの使用領域が20GBに 減ってるんだけど?? |
交換前 日立HTS545032B9A300 交換直後 アライメント未調整 アライメント調整後 |
PC起動 (連続して5回計測 ・ 秒) |
交換前: 70-64-65-65-66 | 交換前: 72-73-70-70-68 |
交換後: 51-49-50-48-53 | 交換後: 58-56-63-63-61 | |
PCシャットダウン (連続して5回計測 ・ 秒) |
交換前: 18-17-17-19-17 | 交換前: 17-16-16-16-17 |
交換後: 15-13-14-13-13 | 交換後: 15-14-14-13-13 |