ロスト・イン・トランスレーション
2003年製作
監督・脚本・製作
ソフィア・コッポラ
製作総指揮
フランシス・フォード・コッポラ
出演
ビル・マーレイ
スカーレット・ヨハンソン
ビル・マーレイつながりで選びました。
「ヴィンセントが教えてくれたこと」の11年前の製作なので、髪の毛も多いです。
CM撮影のため来日したハリウッドのベテラン俳優と、カメラマンの夫に帯同して来日した新妻の、異国で体験する淡い恋心と別れ。
トーキョーで、君に会えてよかった。
ひとときの恋心 永遠の思い出
洋画の中に出てくる東京の街、雑踏、林立するネオンサイン・看板、ゲームセンター、パチンコ、カラオケ、選挙運動・・・などなど、外国人の目から見た日本も面白いです。。
監督のソフィア・コッポラは若い頃日本に滞在したことがあるそうで(短期か長期かは不明)、その時の体験も元になっています。
通訳する過程で大切な意味が失われてしまう。
彼 / 彼女 の心の空虚感は、親しい友や家族に伝えようとしても、なかなか伝わらない。
自分の心を誰にでも分かる言葉に翻訳しようとしても、大切なことが失われてしまう。
言葉だけではなく、男女間 夫婦間 若者と老人・・・など、人間関係における相互理解の難しさなどが描かれています。
この解説が参考になります。↓
http://www.eco.wakayama-u.ac.jp/ritornello/article.php?vol=10
スカーレット・ヨハンソンは1984年生まれなので、撮影当時は18〜19歳くらいでしょうか。
身長が160センチで、日本人に混じっても目立ちませんね。
スカーレット・ヨハンソンの出世作のひとつです。
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