伊賀鉄道・伊賀線 公有民営化  伊賀線の変遷

2017年(平成29年)4月1日、伊賀鉄道・伊賀線が公有民営化されました。

"公有民営化"・・・とは、
鉄道用地・施設などを自治体(公)が保有し、それらを鉄道運行事業者(民)に無償で使用させる・・・ことらしいです。

伊賀鉄道発表の資料によると、次のようになります。


平成19年(2007年)10月に近鉄から分社された伊賀鉄道は、近鉄と伊賀市が共同出資(比率:近鉄98% 伊賀市2%)して発足し、年間3億円余の赤字は伊賀市が6千万、残りを近鉄が負担してきました。

今後は、施設・車両・維持管理すべてが伊賀市の管理下におかれることになりますが、赤字補填は全額伊賀市が負担することになるんですね。

近鉄から "一時金の支払" という項目もありますが、赤字路線を処分するための手切れ金と思えなくもない・・・です。


近鉄に払っていた施設や用地の使用料が不要になるので、その分だけ赤字が圧縮されるようだけど、 維持管理が伊賀市持ちなので、差し引きどうなるのかなあ。

少子化が進み通学定期などが伸び悩むことが予想され、経営は厳しくなると思いますが、安易な乗車料金の値上げなどは避けてほしところです。
伊賀鉄道に乗るために訪れる人が増えれば、一番いいですね。

追記 : 平成29年(2017)から 平成39年 令和9年(2027)の運営計画



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